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カタール・トタル・オープン(賞金総額250万ドル)は24日、シングルス決勝を行い、第4シードのM・シャラポワ(ロシア)が同胞のV・ズヴォナレーワ(ロシア)を6-1, 2-6, 6-0で振り切り、全豪オープンに続く2勝目を手にした。
ツアー18勝目、また優勝賞金41万4千ドルを手にした20歳のシャラポワは試合後、「試合開始当初はボーっとしていたけど、気持ちで乗り切った。第2セット序盤は沢山チャンスがあったけど、ものにできなかった。彼女(ズヴォナレーワ)は追い込まれてから力を発揮するタイプというのは知っていたけど、まさにそうだった。」と決勝を振り返った。
シャラポワは勝因について、「(ファイナルセットの第1ゲームで)何本かロングラリーがあったけど、それらのポイントが取れたことで、流れが完全に私に傾いた。」と分析した。
昨季のシャラポワは肩と足の故障で苦しみ、ランキングも5位まで落ち込んだが、今季は完全復活し、落としたセットも2セットに過ぎず、14勝0敗と絶好調を維持している。
シャラポワは「今日はベストのプレーができたとは思わない。アップダウンが激しかったけど、どうにかそこから抜け出して勝てた。でも5日間で5試合しろと言われたら、毎日ベストの状態でいるのは厳しい。」
一方、敗れたズヴォナレーワは過去ツアー5勝を飾っているが、すべてティア3の大会でのもので、初のティア1タイトルを狙っていた。シャラポワとの対戦成績は3勝5敗となったが、昨年のインディアンウェルズ大会で対戦したときは、ズヴォナレーワが4-6, 7-5, 6-1で勝っていた。
WTAツアー史上、ロシア人同士の決勝は今回で12度目で、前回は昨年のホバートの大会でA・チャクエタゼ(ロシア)がV・バルディナ(ロシア)を下して優勝している。
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