- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

テニス四大大会5勝のヒンギス、コカイン陽性で引退表明

(スイス、チューリッヒ)

元世界ランク1位で、4大大会5勝を誇るM・ヒンギス(スイス)が木曜日、記者会見を行い、今年のウィンブルドン期間中に行われたドーピング検査でコカインの陽性反応が出たことを明かし、同時にツアーからの現役引退を表明した。

ヒンギスは、「このような結果が出て、罪に問われることは余りにも無茶苦茶で、ぞっとするほどの憤りを感じたので、こうして公にすることにしました。今は不満に満ち、怒りで一杯です。」と、感情を露わにして話し始めた。「この先何年間もドーピング機関と争うことに時間を費やそうとは思っていません。こんなに怒りがこみ上げてきているのは、ただ100%無実だからです。そして、このような罪を着せられたことで、今後ツアーで戦って行く気持ちを喪失しました。」と、自身の潔白を主張すると共に、ツアーからの引退も明らかにした。

WTAの最高責任者であるラリー・スコット氏は、そのような事実は把握していないと言う。「WTAとしては彼女(ヒンギス)が発言した薬物陽性反応が出たと言う公式な報告は全く受けていない。このような状況下ではその件に関してコメントはできない。ドーピングという問題では、はっきりした結果が出るまでは選手は皆潔白であると信じることが大切。WTA自体はスポーツがドーピングに犯されることに全く反対しているし、正確かつ幅広い活動をしているテニス・アンチ・ドーピング・プログラムをフルにサポートしており、テニス界を薬物汚染から避けようとしているのが現状だ。」とコメントした。

スコット氏は「ヒンギスは素晴らしいチャンピオンで、世界各国にファンがいる人気選手である。彼女の引退表明を尊重する。彼女は復帰後も、今もテニスツアーで最も高いレベルにいられることを証明していた。」と続けた。

ヒンギスがドーピング検査を受けたのは、ウィンブルドン3回戦でL・グランビル(アメリカ)に敗れた後で、その後はUSオープンを含む夏のアメリカ・ハードコート大会に参戦。そして、2回戦で敗退した9月の北京が最後の大会となった。現在世界ランク19位のヒンギスは、北京の大会を最後に、左臀部の怪我を理由に今季のプレーを終了していた。

27歳のヒンギスは、通算43個のシングルス・タイトルを獲得した。生涯獲得賞金は2013万657ドルにも上り、548勝133敗のシングルス成績に加え、ダブルスでも37タイトルと獲得し286勝54敗の成績を残している。そのうち3個のシングルス優勝は、2006年に復帰後に獲得したもので、昨年は『WTA Comeback Of The Year』にも輝いていた。ヒンギスはこれが自身2度目の引退表明で、足首の怪我に悩まされたで2003年に一度ツアーから引退していた。

ヒンギスは、テニス界の伝説と言われるM・ナブラチロワ(アメリカ)と同じ『マルチナ』という名前を授かり、2歳からコーチでもある母親の下でテニスを始めた。1994年に地元スイスでツアー・デビューを果たし、その年の全てのグランドスラム本戦に出場し、早くから才能を見せ付けた。

1996年には、ローマで当時世界ランク1位のS・グラーフに初めて勝利して注目を集め、フィルデルシュタッドでツアー初優勝を飾ってトップ10入りを果たした。翌97年は更なる大躍進を遂げ、シーズン始めから37連勝を記録し、12タイトルを獲得。念願のランキング1位の座にも就き、『Payer Of The Year』を受賞した。同時に16歳3ヶ月26日で全豪オープンを制し、20世紀で最年少グランドスラム・チャンピオンとなった。全豪オープンではその後3連覇を成し遂げた。

97年はウィンブルドンとUSオープンでも優勝を飾ったが、同年4月に痛めた膝の怪我で2ヶ月間のツアー離脱も余儀なくされるシーズンでもあった。その後80週連続ランキング1位に君臨していたが、1998年にその座をL・ダベンポート(アメリカ)に明け渡した。

しかし、2000年には20大会中18大会でベスト4以上の成績を収め、9大会で優勝する活躍を見せ、再び世界ランク1位の座に返り咲いた。2001年にはJ・カプリアティ(アメリカ)にその座を明け渡したが、合計して209週間も女王の座に君臨していた。

(2007年11月2日14時55分)
その他のニュース

4月19日

世界13位 快勝で決勝進出 (23時33分)

世界14位「最も特別な瞬間は東京」 (21時20分)

「苦しんできた」休養を発表 (16時13分)

ルーネ 昨年王者に快勝で4強 (14時08分)

アルカラス 弟に苦笑「誰に似たんだか」 (11時43分)

好調アルカラス マッチ8連勝で4強 (9時31分)

ズベレフ 3時間超の死闘制し逆転勝ち (8時06分)

4月18日

内島萌夏 世界39位に屈し4強逃す (23時09分)

徳田廉大ら 日本勢3名が4強入り (22時55分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsダニロビッチ (20時30分)

シナー 出場停止から復帰へ 練習再開 (18時04分)

ボール貰える!混合団体戦開催! (16時05分)

4試合保証!男子ダブルス大会開催 (15時54分)

内山靖崇 惜敗で4強ならず (13時36分)

【1ポイント速報】内山靖崇vsウォルトン (11時03分)

34歳ゴファン 逆転勝ちで8強 (10時45分)

世界30位 ルブレフの15連勝を阻止 (9時33分)

実力者に快勝 地元大会3度目の8強 (7時56分)

4月17日

望月勇希ら 日本勢7名が8強 (22時53分)

内島萌夏 大逆転勝ちでツアー8強 (22時28分)

世界291位の19歳、快進撃8強 (17時02分)

テニス協会CEOの虐待を告発 (16時13分)

40歳以上限定!ミックスダブルス大会 (15時05分)

内山靖崇 3年連続8強、実力者撃破 (14時32分)

加藤未唯 ペア再結成も初戦敗退 (11時18分)

【1ポイント速報】内山靖崇vsクォン (11時04分)

シフィオンテク8強「最高の感触」 (9時51分)

錦織圭超え記録、ズベレフ8強 (8時39分)

【動画】ルーネがルードのボディにボールを打ち込む瞬間 (0時00分)

【動画】対戦相手も思わず拍手!アルカラスのノールックショット (0時00分)

【動画】ズべレフ 3時間14分の死闘制す 喜び爆発のマッチポイント! (0時00分)

4月16日

望月慎太郎 MP凌ぎ逆転勝ち (23時15分)

内島萌夏 今季クレー初戦白星 (22時13分)

第3シード高橋悠介ら初戦突破 (21時50分)

対戦相手に「臭い」発言で非難殺到 (17時17分)

アルカラス 初戦突破「この大会は特別」 (15時46分)

2連覇狙う内山靖崇、初戦突破 (14時30分)

錦織圭ら 全仏OP出場選手一覧 (12時12分)

【1ポイント速報】内山靖崇vsローゼンクランツ (11時04分)

大坂なおみ 全仏OP参戦【出場選手一覧】 (9時45分)

錦織圭 2年連続全仏OP出場へ (8時04分)

【動画】ルーネが準決勝で勝利した瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!