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(アメリカ、ニューヨーク州フラッシングメドウズ)
USオープン11日目の現地6日、男子シングルス準々決勝を行った第15シードD・フェレール(スペイン)は第20シードのJ・I・チェラ(アルゼンチン)を6-2, 6-3, 7-5の快勝で倒し、4大大会自己初となる4強入りを決めた。
試合はパワフルなストローク戦となったが、フェレールが先にブレークを決めてリードした。第1セット、第2セットとフェレールが優勢をキープした後、第3セットではチェラが反撃を見せ、2-0と一歩先に出たが、その後フェレールに2度のブレークを許し、結局ストレート負けを喫することになった。
「あの時が唯一のチャンスだった。けどすぐにブレークバックされて、チャンスがあっと言う間に消えた。」と、大事なところでもう一歩が出なかったチェラは悔しさをにじませた。
4回戦では第2シードのR・ナダル(スペイン)を倒す大波乱を演じて8強入りしていたフェレールは、通常ナダル同様クレー巧者として語られることが多いが、「ハードコートでは初の準決勝進出。自分でも信じられない。とても嬉しい。」と、本人も驚いているようだ。
チェラも「ナダルに勝ったのは、ナダルの怪我の影響もあったと言われているみたいだけど、それはさておき、フェレールの充実振りをしっかり見るべきだと思う。」と、フェレールの試合振りについて賞賛していた。
フェレールは、準決勝では、この日ナイターで行われるN・ジョコビッチ(セルビア)対C・モーヤ(スペイン)の勝者と対戦する。
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