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テニスのウィンブルドン選手権で女子の人気選手、マリア・シャラポワ(ロシア)は今回、白鳥をイメージさせるウエアで登場した。世界のトップ選手はコート上のプレーだけでなく、ファッションでも注目を集める。
記者会見で「白鳥のようだ」と指摘されるとシャラポワはうれしそうに笑った。ウエアのデザインや機能には選手の意見も反映され、背中に飾りをつけたのは自身のアイデアだった。
写真や映像が世界中で目に触れるテニスの4大大会では、各メーカーは契約選手に新作のウエアを着せ、販売につなげる。厳しい暑さの全豪オープン、赤土の上で戦う全仏オープン、照明に照らされる夜の試合がある全米オープンと各大会にはそれぞれ特色がある。伝統を重んじるウィンブルドンではウエアは白を基調とするルールで、あまりに派手なものは注意されることもある。
シャラポワは昨年の全米で映画「ティファニーで朝食を」の女優オードリー・ヘプバーンさんをイメージした黒いドレス風のものを着用。これが最も印象に残っているという。気分よくプレーできたのか、その時は優勝を果たした。「今回のはお気に入りとは言えない」と言うが、さて結果は…。(共同)
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