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(アメリカ、フロリダ州マイアミ)
ソニー・エリクソン・オープン女子部門は現地25日シングルス3回戦が行われ、第2シードのJ・エナン(ベルギー)は負け寸前から辛勝したが、第5シードのM・ヒンギス(スイス)らが敗れる波乱含みの一日となっている。
V・ラッツァーノ(フランス)と対戦したエナンは、6-2, 2-6, 7-6 (7-5)で勝ったものの、最終セットは常に相手にリードを許しながらの展開だった。まずは1-5とされた後5-5に追いついたが、5-6とされ、あと1ポイントでマッチポイントとされながら、何とか6-6としてタイブレークに突入。そこでも0-2と後を追う形となりながらの逆転劇だった。「これまで何度もあったけど、このようなプレッシャーの下でプレーするのは私は得意だと思う。とは言っても、2セットで勝てればそれに越したことはないわ。」と、エナンは自信と安堵をのぞかせていた。
ヒンギスは17歳の新鋭A・ラドワンスカ(ポーランド)と対戦し、6-4, 3-6, 2-6の逆転負けを喫し、昨年に続き今大会は3回戦敗退となった。しかし、キャリア通算獲得賞金が2千万ドルを超え、S・グラーフ(ドイツ)、L・ダベンポート(アメリカ)、M・ナブラチロワ(アメリカ)に次ぐ快挙の達成となった。「負けてそうなるのはあまりバツのいいものではないわ。」とヒンギスは必ずしも喜べる気分ではない様子で、「勝ってしかるべき試合に負けるのはもういや。もう一回身体と頭を充電しなおさないといけないわ。」とコメントした。
その他、第7シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)も第32シードのM・サンタンジェロ(イタリア)に6-2, 6-7(3-7), 4-6で敗れた。日本のエース杉山 愛は第10シードのD・サフィーナ(ロシア)を相手に善戦したが、4-6, 6-3, 1-6で惜しくも敗れた。
第4シードのK・クレイステルス(ベルギー)、第6シードN・ペトロワ(ロシア)らは順当に勝ち進んでいる。
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