（イギリス、ロンドン）
ウィンブルドン大会３日目、この日は男子シングルス１回戦が行われ、今大会第３シードのＡ・ロディック（アメリカ）が、Ｊ・ティプサレビッチ（セルビア・モンテネグロ）に苦戦を強いられるも6-7(5-7), 6-4, 7-6 (8-6), 6-2の逆転で勝利し２回戦へ駒を進めた。また第６シードのＬ・ヒューイット（オーストラリア）もＦ・ボランドリ（イタリア）を6-1, 6-1, 6-3のストレートで下し初戦突破を決めたものの、第９シードのＮ・ダビデンコ（ロシア）は伏兵Ａ・ファリャ（コロンビア）に敗れ早くも姿を消した。
２００４年、２００５年と準優勝を果たしているロディックだが、この日は世界ランキング１０１位のティプサレビッチの巧みなプレーの前に大苦戦を強いられる。スピン、スライス、ドロップショットと多彩なショットを織り交ぜるティプサレビッチの好プレーもあり、第３セットまでは完全に互角の展開で進む。なんとか第４セットに入り本来のサービスからの即効の攻めを展開し勝利をものにしたロディックだが未だ本調子とはいえないようだ。
主な男子シングルス１回戦の結果は以下のとおり。
Ｍ・フィッシュ（アメリカ） ○-× Ｒ・ジネプリ（アメリカ） (17), 6-3, 6-2, 6-4
Ｊ・ニエミネン（フィンランド） (22) ○-× Ｍ・ダニエル（ブラジル）, 6-2, 6-4, 7-5
Ｄ・ツルスノフ（ロシア） (27) ○-× Ｄ・ウドンチョケ（タイ）, 6-1, 6-4, 6-2
Ｊ・ギメルストブ（アメリカ） ○-× Ｃ・ロクス（ベルギー）, 6-3, 6-4, 6-4
Ｆ・マイヤー（ドイツ） ○-× Ｒ・ヴィク（チェコ共和国）, 6-3, 6-3, 6-3
Ｔ・ジブ（チェコ共和国） ○-× Ａ・モンタネス（スペイン）, 6-3, 6-4, 7-6 (9-7)
Ｊ・ベネトー（フランス） ○-× Ｂ・パウ（ドイツ）, 5-7, 6-4, 6-2, 7-6 (8-6)
（2006年6月29日2時42分）
伊藤あおい ITFツアー今季3度目V 
