男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は日本時間29日(現地28日)、シングルス2回戦が行われ、世界ランク35位のC・ノリー(イギリス)が第1シードのC・アルカラス(スペイン)を4-6, 6-3, 6-4の激闘の末に逆転で破る番狂わせで4年ぶり2度目のベスト16進出を果たすとともに、世界1位との対戦で初白星を挙げた。
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30歳のノリーが同大会の本戦に出場するのは4年ぶり3度目。最高成績はベスト16となっている。今大会は1回戦で世界ランク43位のS・バエス(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
22歳で世界ランク1位のアルカラスとの顔合わせとなった2回戦、第5ゲームでブレークを許したノリーは第1セットを先行されるが、積極的に攻め続け、アルカラスから54本のアンフォーストエラーを引き出すなどして徐々にペースを掴んでいく。そして、第2セットとファイナルセットではそれぞれ1度ずつブレークを奪い勝利。世界1位を相手に初勝利を挙げた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはノリーのコメントが掲載されている。
「本当に大きな勝利。僕にとって最高の瞬間だ。ケガから復帰して、今年は後半をとにかく楽しもうと思っていた。昨年はここで予選1回戦負けだったけど、今回は楽しみながら戦えたし、こうしてキャリア最大の勝利を挙げられた。世界1位に勝ったのは初めてだし、今最も自信を持っている選手の1人に勝てたことが本当に嬉しいよ」
なお、ノリーは3回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク29位のA・リンデルクネシュ(フランス)と、同じくワイルドカードで同40位のV・バチェロット(モナコ)の勝者と対戦する。
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