テニスの不正を監視することを目的とした機関、ITIA(国際テニス インテグリティ・エージェンシー)は10日、男子テニスの元世界ランク1位で国別対抗戦デビスカップのオーストラリア代表監督でもあるL・ヒューイット(オーストラリア)に、不適切な行為で2週間の資格停止処分と約300万円(3万オーストラリアドル)の罰金を科したと発表した。
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44歳のヒューイットは現役時代、2001年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)や2002年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を制し、シングルスで30回のツアー優勝を達成。2001年には当時史上最年少で世界ランク1位に上り詰めた。
2016年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)を最後に現役を引退したヒューイットは、その後デビスカップの監督に就任し、後進の育成などに力を入れてきた。
ITIAによると、ヒューイットは2024年11月23日、スペインのマラガで行われたデビスカップファイナルズ準決勝のオーストラリアとイタリアの試合終盤、60歳のアンチ・ドーピングの係員を押したとして、2025年1月6日に起訴されていた。
ヒューイットは正当防衛を理由にこれを否認したが、その後の審議の結果、ヒューイットの行為は正当防衛の要件を満たしておらず、合理的かつ相応な行為ではないと判断された。
この結果、ヒューイットには2週間の資格停止処分が科された。この処分は2025年9月24日から2025年10月7日まで有効となる。
資格停止期間中、ヒューイットはコーチングなどテニスに関連するすべての活動に参加できない。
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