カナダ完勝、采配ズバリ

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勝利した18歳のエムボコ
画像提供:tennis365.net

女子テニスの国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ ファイナル予選 グループA(日本/東京、室内ハード)は11日、カナダ対ルーマニアの試合が行われ、カナダが3勝0敗で完勝し初戦を白星で飾った。

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2025年のファイナル予選は3ヵ国による6グループ(計18ヵ国)でラウンドロビン(総当たり戦)を実施。それぞれの対戦は、シングルス2試合とダブルス1試合で争われ、グループで1位となった国が9月に中国で行われるファイナルに進出できる。

ファイナル予選は各グループで1ヵ国がホストとなり試合をホームで行える。グループAは日本・カナダ・ルーマニアの3ヵ国で日本がホストになっている。

大会初日の11日にはカナダとルーマニアが対戦。

第1試合のシングルスでは、18歳で今季急成長している世界ランク159位のV・エムボコ(カナダ)が同211位のM・ブルガル(ルーマニア)を6-1, 6-4のストレートで下しカナダが先勝。

続く第2試合のシングルスでは、世界ランク128位のM・スタキュジッチ(カナダ)が同88位のA・トドーニ(ルーマニア)を6-4, 6-3のストレートで撃破。カナダがこの時点で2勝とし勝利を決めた。

さらに第3試合のダブルスでは、R・マリーノ(カナダ)/ K・クロス(カナダ)組がG・クラチュン(ルーマニア)/ M・ガエ(ルーマニア)組に6-2, 6-4のストレートで快勝しカナダが3勝0敗で勝利を決めた。カナダは失セット0で全勝したことにより、明日以降に試合を行う日本とルーマニアにプレッシャーをかけることにも成功した。

試合後の会見にはカナダ代表監督を務めるH・エル=タバク(カナダ)が登場。ルーマニア戦ではシングルスで世界ランク106位と今回のメンバーの中で最もランキングの高いマリーノをダブルスに起用したエル=タバク監督は今日の選手起用について語った。

「これは戦略の一部だった。どの選手も全ての試合に出場してプレーする機会がある。時には難しい決断を下すこともあるけれど、これが私たちの決断だった。もちろん、結果には非常に満足している。チームに間違った選択は1つもない。選手全員にとても自信を持っている」

日本は明日、1敗となり後がなくなったルーマニアと対戦し、13日にカナダと対戦する。

【ファイナル予選 グループA 日程・結果】
4月11日(金):カナダ 3-0 ルーマニア
4月12日(土):日本 vs ルーマニア
4月13日(日):日本 vs カナダ

【日本代表】
内島萌夏
伊藤あおい
柴原瑛菜
穂積絵莉
青山修子

【カナダ代表】
マリーノ
スタキュジッチ
エムボコ
クロス
A・アルセノー(カナダ)

【ルーマニア代表】
トドーニ
ブルガル
クラチュン
I・アマリエイ(ルーマニア)
ガエ


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(2025年4月11日19時31分)
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