ズベレフ 3度目Vへ好発進「堅実」

男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ（イタリア/トリノ、室内ハード）は日本時間１２日（現地１１日）、シングルスのジョン・ニューカムグループ第１戦が行われ、第２シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）が第８シードのＡ・ルブレフを6-4, 6-4のストレートで破り、初戦を白星で飾った。

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Nitto ATPファイナルズは今季の獲得ポイント上位８選手が出場するシーズン最後の大会。８選手が４名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位２名が準決勝に駒を進める。

２７歳で世界ランク２位のズベレフが同大会に出場するのは２年連続７度目。２０１８年と２０２１年には優勝を飾っている。

世界ランク８位のルブレフとの顔合わせとなった今大会の第１戦、ズベレフは９本のサービスエースを決めファーストサービス時に８０パーセントの確率でポイントを獲得。相手にブレークポイントを１度も与えずにキープを続けると、リターンゲームでは各セット１度ずつブレークに成功し、１時間１２分で勝利を飾った。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにズベレフのコメントを掲載している。

「自分としては、とても堅実な試合だったと思う。ここに出場している誰に対しても、チャンスを得るためにはベストを尽くさなければならないし、堅実で精神的に強くなければならない。今日はそれができたと思う。チャンスをうまく活かせたし、この勝利には満足している」

同大会３度目の優勝に向け好発進を切ったズベレフは、第２戦で第６シードのＣ・ルード（ノルウェー）と対戦する。ルードは第１戦で第２シードのＣ・アルカラス（スペイン）をストレートで下している。

【Nitto ATPファイナルズ2024の予選ラウンドロビン】
※[]内はシード

●ジョン・ニューカムグループ
[2]ズべレフ１勝０敗
[3]アルカラス０勝１敗
[6]ルード１勝０敗
[8]ルブルフ ０勝１敗


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