男子テニスで元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)は10日に自身のSNSで、今年11月19日に開幕する国別対抗戦 デビスカップ・ファイナルズ ファイナル8(スペイン/マラガ、室内ハード)を最後に現役を引退すると発表した。これを受けて、現在世界ランク2位のC・アルカラス(スペイン)がコメントを寄せた。
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38歳のナダルと21歳のアルカラス。両者は今年7月から8月にかけて行われたパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)でスペイン代表としてペアを組みダブルスに出場した。メダル獲得こそならなかったが、世界中のファンがレジェンドと新世代がコラボした夢のダブルスを楽しんだ。
国別対抗戦 デビスカップ・ファイナルズ ファイナル8にスペイン代表として出場を表明していた2人だが、ナダルが10日に同大会での現役引退を発表した。一方のアルカラスはロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)に出場中で、10日の夜に行われたシングルス準々決勝で第30シードのT・マハーチ(チェコ)にストレートで屈している。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのナダルへのコメントが掲載されている。
「テニスを始めたときから、彼は僕のアイドルだった。彼を尊敬しています。誇らしいことに、彼のおかげで僕は本当にプロになりたいと思いました。彼を失うことは、あ僕らにとって難しいことだけど、彼がプレーするときはできるだけ楽しもうと思う」
また、アルカラスは同日にSNSを更新し、ナダルへの思いをつづっている。
「テレビであなたを見て、テニスプレーヤーになることを夢見た子どもから、ローラン・ギャロスであなたとともにプレーし、スペイン代表としてオリンピックに出場するという大きな贈り物を手にした子どもまで成長した!僕はあなたとの時間をとても楽しんだ。デビスカップが終わったらあなたがいなくなってしまうのはとても寂しく思うよ、ラファ!」
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