錦織圭 芝コートで調整開始

男子テニスで世界ランク４００位の錦織圭は２１日にX（旧ツイッター）を更新。２４日に開幕するロスシー国際（イギリス/イーストボーン、芝、ATP250）に向け芝コートで練習する様子を公開した。

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３４歳で元世界ランク４位の錦織は先月、全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）にプロテクトランキング（負傷などによる長期離脱選手の救済措置）を使用し、今年３月のマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）以来 約２ヵ月ぶりに公式戦に出場した。

１回戦では予選勝者のＧ・ディアロ（カナダ）と顔を合わせると7-5, 7-6 (7-3), 3-6, 1-6, 7-5のフルセットの激闘を制し勝利。同大会３年ぶり１１度目の初戦突破を果たすとともに、約２年９ヵ月ぶりとなった四大大会で白星を飾った。

しかし、第１５シードのＢ・シェルトン（アメリカ）と対戦した２回戦は雨天の影響を大きく受け中断、さらには順延も入る長期戦に。錦織は6-7 (7-9), 4-6とリードされた第２セット終了後、肩の負傷により棄権を表明した。

その錦織は全仏オープン後、芝コートの大会にエントリー。現在行われているテラ・ウォルトマンオープン（ドイツ/ハレ、芝、ATP500）は欠場したものの、今後は２４日開幕のロスシー国際、そして７月１日開幕のウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）に出場を予定している。

１８日には自身のXにハードコートで練習する動画を投稿していたが今回、芝コートでの練習を公開。ストロークをする様子を見せており、調整を開始している。


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