テニスの全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）は２７日、女子ダブルス準決勝が行われ、第１０シードの青山修子/ 柴原瑛菜組が第２シードのＣ・ガウフ（アメリカ）/ Ｊ・ペグラ（アメリカ）組を6-2, 7-6 (9-7)のストレートで破り、ペアとして初のグランドスラム決勝進出を果たした。
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ツアー通算８勝を誇るダブルス世界ランク２３位の柴原と同２５位の青山のペア。全豪オープンでは２０２１年にベスト８、昨年は初のベスト４進出を果たしている。今大会では１回戦でＭ・リネッタ（ポーランド）/ ワン・シユ（中国）組、２回戦でＮ・キチェノック（ウクライナ）/ Ｋ・ジマーマン（ベルギー）組、３回戦でＡ・パブリュチェンコワ/ Ｅ・ルバキナ（カザフスタン）組、準々決勝でＣ・ドールハイド（アメリカ）（アメリカ）/ Ａ・カリンスカヤ組を下し、２年連続のベスト４進出を決めた。
この日の第１セット、青山/柴原はファーストサービスが入ったときに８９パーセントの高い確率でポイントを獲得。１３本のウィナーを決めるなど主導権を握ると第１ゲームから４ゲームを連取。サービスゲームで１度もブレークチャンスを握られることなく先行する。
続く第２セットではガウフ/ペグラ組に第１ゲームから３ゲームを連取される厳しい展開に。それでも第５ゲームでは青山の鋭いリターンエースでミスを誘いブレークバックに成功。その後はサービスキープが続きタイブレークに突入する。接戦となるも３度のセットポイントを凌ぎ、１時間２３分で勝利した。
勝利した青山/柴原組は決勝で第１シードのＢ・クレチコバ（チェコ）/ Ｋ・シニアコバ（チェコ）組と対戦する。クレチコバ/シニアコバ組は準決勝でＭ・コスチュク（ウクライナ）/ Ｅ・ルース（ルーマニア）組を6-2, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
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