テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は２４日、男子シングルス１回戦が行われ、ワイルドカード（主催者推薦）で出場している世界ランク２９７位のＪＷ・ツォンガ（フランス）は第８シードのＣ・ルード（ノルウェー）に7-6 (8-6), 6-7 (4-7), 2-6, 6-7 (0-7)の逆転で敗れ、2年連続の初戦敗退となった。

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両者は初の顔合わせ。

世界ランク８位のルードは今大会で５度目の本戦出場となり、最高成績は３回戦進出。また、前週行われたゴーネット・ジュネーブ・オープン（スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250）では２年連続の優勝を果たし、２月のアルゼンチン・オープン（アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250）に続く今季２勝目を挙げた。

一方、元世界ランク５位のツォンガは先月、今大会限りでの現役引退を発表。

３７歳のツォンガはインスタグラム上で「次の全仏オープンをもってプロとしての活動を辞めることを、大きな感慨をもって発表する。たくさんの素晴らしい瞬間、たくさんの喜びを、多くのことを与えてくれた国民と分かち合うことができた。最後の感動を一緒に味わいたい」とつづっていた。

また、投稿された動画では「今大会では以前から体調が良く、いつも通りの自分でいられるようにしたい。僕はいつも、自分にできることを得ようと高い目標を掲げている。僕にとっては、これが最後のチャンスになる」と語っていた。

ツォンガは過去に、ATPマスターズ1000を２度（２００８年フランス、２０１４年カナダ）制覇するなど、計１８個のタイトルを獲得。

２００８年には全豪オープンで初のグランドスラム決勝進出を果たすと、全仏オープンでは２度（２０１３年、２０１５年）のベスト４進出を果たした。

なお、この試合の勝者は２回戦で世界ランク４６位のＵ・アンベール（フランス）か同６１位のE・ルースブオリ（フィンランド）のどちらかと対戦する。



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