「ダブルスは結婚生活」名手語る

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(左から)クボットとメロ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子プロテニス協会のATP公式サイトは22日、ダブルス世界ランク5位のM・メロ(ブラジル)のコメントを掲載した。新型コロナウイルスの影響でペアを組むL・クボット(ポーランド)と約2カ月半会っていない現状などについて語っている。

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36歳のメロはキャリア通算34個のダブルスタイトルを獲得。37歳のクボットとは2015年からペアを組み始め、これまで14個のトロフィーを掲げてきた。今シーズンはアビエルト・ メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、 ハード、ATP500)に出場し優勝を果たしたが、その後新型コロナウイルス感染拡大の影響でツアーが中断。クボットは自国のポーランドに帰国したため、約2カ月半にわたり、会うことができなくなっている。

メロはATP公式サイトで「ダブルスは結婚生活みたいなものだから、たまには休憩するのも良いと思うよ」とコメントした。

「僕らは今のところいつ再会できるかもわからないんだ。大会がいつ、どこで再開されるか、そしてどこで練習できるかにもよるけど、ダブルスの選手にとっては良いこともあるよ」

これまで3度Nitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内 ハード)に出場している同ペアは現在、オンライン上で連絡を取り合いミーティングを行っていると明かした。

「チームでグループチャットをしているからそこで連絡を取り合っている。週に1、2度は話しているよ。今はあまり話すことが無いけど、スケジュールやトレーニングのことを話す。お互いにどんなことをやっているか、とかね」

「クビ(クボットの愛称)はとても良い人。前向きで、いつも練習に行きたがっている。良いエネルギーをもたらしてくれるんだ」

メロはツアーが中断が決まった当初、フロリダに2カ月ほど滞在。シングルス世界ランク7位のA・ズベレフ(ドイツ)とともに過ごしたあと、ブラジルに帰国した。今後はB・ソアレス(ブラジル)と一緒に練習する予定となっている。

「フロリダにいられたのはとてもラッキーだったと思う。彼(ズベレフ)もとても良い人だよ。彼の家族やチームも良い人たちで仲が良い。今はブラジルのコロナとの戦い方を注視しなくてはいけないとは思うけど、一旦は家に帰ることができて良かったと感じている。家に帰るのはいつも良い気分だ」

男子テニスツアーは新型コロナウイルスの影響で7月31日までの中止が決定。また、ブラジルは新型コロナウイルスの累計感染者数が36万5,000人を超えている。


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(2020年5月25日16時17分)
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