フランス・テニス連盟は30日、男子テニスで世界ランク287位のM・アモー(フランス)がインタビュアーの女性記者へ不適切な行為をとったことにより、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の立ち入りを禁止すると発表した。
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29日の男子シングルス1回戦で予選を勝ち上がった21歳のアモーは、第22シードのP・クエバス(ウルグアイ)に3-6, 2-6, 4-6のストレートで敗退。
その後、会場内でユーロスポーツの記者であるマリー・トーマスにインタビューをされた際、いきなり顔にキスをした。
アモーは嫌がるのを構わず、その後何度もインタビュアーの顔や首へキスを続けた。生放送で伝えられたその光景に、スタジオにいたアモーの同級生たちは手を叩いて笑っていた。
しかし、インタビュアーのトーマスは、フランスのメディアに「もしあれが生放送でなければ、彼(アモー)の顔にパンチしていた」と語り「本当に不快だった」と伝えていた。
このアモーの行為に対してフランス・テニス連盟は声明を発表。アモーを全仏オープンへの出入り禁止にすると同時に、更なる調査をする意向を示した。ユーロスポーツは今回のアモーについて「全くもって不適切」だとしている。
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