グランドスラム17度の優勝を誇る34歳のR・フェデラー(スイス)は、男子テニスツアーのシーズン開幕戦であるブリスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、ハード)に参戦するため、2日にブリスベンに到着した。
>>ブリスベン国際男子 対戦表<<
今大会では、第1シードにフェデラーが、第2シードには錦織圭がエントリーしており、両者は1回戦免除のため2回戦から登場する。
フェデラーが最後にグランドスラム優勝を飾ったのは2012年のウィンブルドンで、それ以降は優勝から遠ざかっている。男子世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)は昨年のグランドスラムで3度の優勝を飾ったが、フェデラーはウィンブルドンと全米オープンでの準優勝が最高成績だった。
「とても良いプレーをしていながら、優勝にはあと一歩だった。しかし、そのことでフラストレーションなどは感じてはいない。自分のプレーにはそれでも満足している。去年はノヴァーク(ジョコビッチ)の年だった。」
「だが同時に、自分に対しても残念だとも思っていない。これまでも本当にたくさんの大会で優勝してきたし、今後も全力を尽くせば同じことが起きるかもしれないと感じられるから。そうでなくても、それはそれでOKさ。」とフェデラーは気負わずシーズンを迎える気持ちを語っていた。
(STATS - AP)
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