女子テニスツアーのブリスベン国際女子(オーストラリア/ブリスベン、ハード)は29日、シングルス1回戦が行われ、クルム伊達公子(日本)がO・ロゴウスカ(オーストラリア)を6-3, 7-5のストレートで下し、初戦突破を果たした。
この試合、クルム伊達は5本のダブルフォルトを犯すも、ファーストサーブが入った時に63パーセントの確率でポイントを獲得。さらにロゴウスカのサービスゲームを8度のブレークチャンスから4度のブレークに成功し、1時間34分で勝利した。
試合前、クルム伊達は自身の公式ブログで対戦相手のロゴウスカについて「タフな大会の中では悪くないドローなのは確か。でも今年のITFの大会で対戦しましたが、ボールはスピードこそないけど、フラット系でしつこくてけっこういやらしい。」と、綴っていた。
「ここまで腰と肩の痛みを感じずに調整できてきました。体も動いているので全豪オープンに向けて、少しずつ上げていくことを心掛けたプレーをしたいと思います。」
2回戦でクルム伊達は、第9シードのD・チブルコワ(スロバキア)と予選勝者のどちらかと対戦する。
今大会の第1シードはS・ウィリアムズ(アメリカ)、第2シードはV・アザレンカ(ベラルーシ)、第3シードはM・シャラポワ(ロシア)、第4シードはJ・ヤンコビッチ(セルビア)、第5シードはA・ケルバー(ドイツ)、第7シードはS・リシキ(ドイツ)、第8シードはC・スアレス・ナバロ(スペイン)となっている。
また、クルム伊達の他にも日本勢から土居美咲(日本)が予選出場したが、予選1回戦でストレートで敗れた。
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