テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、第6シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク98位の
M・マクドナルド(アメリカ)に6-3, 6-3, 6-3のストレートで快勝し、21年連続21度目の初戦突破を果たした。
>>シナー、アルカラスら 全仏OP組合せ<<>>日比野 菜緒、サバレンカら 全仏OP組合せ<<38歳で世界ランク6位のジョコビッチは同大会21年連続21度目の出場。2016年、2021年、2023年には優勝を飾っている。
そのジョコビッチは同大会の前哨戦であるゴーネット・ジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250)で優勝を飾るとともに、オープン化以降では
J・コナーズ(アメリカ)、
R・フェデラー(スイス)に次ぐ史上3人目の偉業となるツアー大会100勝を達成し、好調を維持したまま今大会を迎えた。
一方、30歳のマクドナルドが同大会に出場するのは7年連続7度目で、最高成績は2022年の3回戦進出となっている。
強風が吹くなか行われた1回戦、ジョコビッチは7本のサービスエースを決め、ファーストサービス時に81パーセント、セカンドサービス時には71パーセントと高確率でポイントを獲得。1度ブレークを許したものの安定してキープを重ねる。リターンゲームでは9度あったブレークポイントのうち5度のブレークに成功したジョコビッチが1時間58分で勝利を収めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジョコビッチのコメントが掲載されている。
「この特別で美しいコートで、すべての瞬間を楽しもうとしている。昨年のオリンピック、最後にこのコートでプレーした記憶がよみがえり、とても良い気分で美しい感情が溢れてくるんだ」
「今日は堅実な試合だった。相手はもっと良いプレーができる選手だが、僕自身の出来にはとても満足している」
「このスポーツの歴史は、僕の人生にすべてを与えてくれた。本当に大きな意味があるんだ。僕は常に、歴史を作ろうと努力している。どんな大会でも、練習でも、試合でも、とりわけ世界最高峰の大会では、常に歴史を築くチャンスがある。それが僕の最大のモチベーションのひとつ。競技を続け、自分を高めるための原動力なんだ」
勝利したジョコビッチは2回戦で世界ランク73位の
C・ムーテ(フランス)と対戦する。ムーテは1回戦で予選勝者で同280位のC・タバール(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
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