男子テニスのビットパンダ・ハンブルグ・オープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)は24日、シングルス決勝が行われ、世界ランク35位の
F・コボッリ(イタリア)が第3シードの
A・ルブレフを6-2, 6-4のストレートで破り初優勝を果たすとともに、2度目のツアータイトルを獲得した。試合後にコボッリは「人生最高の瞬間、最高の試合だった」と喜びを語った。
>>【動画】コボッリがルブレフ撃破!優勝の瞬間!<<>>大坂 なおみvsバドサ 1ポイント速報<<>>西岡 良仁、ジョコビッチ、シナーら 全仏OP組合せ<<23歳で世界ランク35位のコボッリは、同大会2年連続2度目の出場。昨年は2回戦で敗退していた。
今大会は1回戦でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク235位のV・サチコ(ウクライナ)、2回戦で第5シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、準々決勝で同57位の
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、準決勝で同55位の
T・M・エチェベリー(アルゼンチン)を下し決勝に駒を進めた。
一方、27歳で世界ランク17位のルブレフは準決勝で第6シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を下しての勝ち上がり。ルブレフは同大会で2020年に優勝しており、2度目の優勝を狙って決勝に臨んだ。
両者初の顔合わせとなった決勝戦の第1セット、コボッリは第1ゲーム・第3ゲームと連続でブレークに成功。第6ゲームで1つブレークを返されるも、第7ゲームで3度目のブレークを奪い先行する。
第2セットでは、第6ゲームで3度のブレークポイントをセーブしてキープに成功すると、続く第7ゲームでブレークに成功し1時間28分で初優勝を飾った。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにコボッリのコメントを掲載している。
「間違いなく人生最高の瞬間、最高の試合だったと思う」
「アンドレイ(ルブレフ)には申し訳ない。今日は信じられないくらい素晴らしいプレーができた。とても嬉しくて、自分のことを誇りに思う。家族、友人、兄弟、そしてガールフレンドがここにいるなんて、本当にサプライズだ」
「本当に嬉しい。今年はたくさんの戦いを乗り越えてきたから、こういう日は精神的に良い。本当に嬉しい。トロフィーを掲げたい」
コボッリは、先月のティリアク・オープン(ルーマニア/ブカレスト、クレー、ATP250)でツアー初優勝を飾っており、今大会で2度目のツアータイトルを獲得した。
なお、25日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、クレー、グランドスラム)の1回戦でコボッリはラッキールーザーで出場する世界ランク104位の
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。
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