女子テニスのユニクレジット ヤシ オープン（ルーマニア/ヤシ、レッドクレー、WTA250）は２６日にシングルス決勝が行われ、１７歳で第１シードのＭ・アンドレーワと第５シードのＥ・アバネスヤン（アルメリア）が対戦。しかしアバネスヤンがファイナルセット途中で棄権し、アンドレーワが5-7, 7-5, 4-0の時点でツアー初優勝を決めた。

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先月の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）でベスト４に入った世界ランク３２位のアンドレーワ。今大会も１回戦から準々決勝までの３試合でストレート勝ちし４強入りすると、準決勝では世界ランク１４８位のＯ・ダニロヴィッチを3-6, 6-3, 7-6 (7-1)の逆転で下し決勝に駒を進めた。

世界ランク７６位のアバネスヤンとの顔合わせとなったこの日の決勝戦、第１セットを落としたアンドレーワだったが、第２セットでは両者２度ずつブレークを奪い合い迎えた第１１ゲームで３度目のブレークに成功し、１セットオールに追いつく。

ファイナルセットでは動きが鈍くなったアバネスヤンに対し一気に４ゲームを連取。この時点でアバネスヤンが棄権を申請し、アンドレーワが１７歳９０日にしてツアー初優勝を飾ることになった。

アンドレーワは今後、２７日に開幕するパリオリンピック（フランス/パリ、レッドクレー）に出場する。


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