国際テニス連盟（ITF）は２７日、開幕まで１年となったパリオリンピックについて世界ランク１位のＣ・アルカラス（スペイン）のインタビューを公開。Ｒ・ナダル（スペイン）とダブルスで金メダルを獲得できれば「完璧だ」と語った。

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昨年の全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）でグランドスラム初優勝を果たし最年少で世界１位の座に就いたアルカラスは、今シーズンもウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）を制覇するなどし、２０歳にしてすでにキャリアで四大大会２度の優勝を含む１２個のタイトルを掲げている。

一方、四大大会を２２回制覇するなど男子テニス界を長らく牽引してきた３７歳のナダルは今年５月に２０２４年シーズンでの現役引退を示唆した。ナダルにとってパリオリンピックは自身最後のオリンピックになる可能性が高い。

今回アルカラスは、来年７月２７日に全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）と同じ会場で開幕するパリオリンピックについてITFのインタビューで想いを語った。

「母国を代表してオリンピックに出場することは僕とって夢だ。テニスを始めたときから夢見ていたことなんだ」

「自分のためだけでなく、スペイン国民のためにプレーする。これは大きなモチベーションやエネルギーを与えてくれる。国の代表として戦うことで、より良い選手になれると思う」

「スペインの選手たちにとって、あのサーフェス（レッドクレー）は助けになる。慣れているからね」

「ラファ（ナダル）とのダブルスで金メダルを獲得できれば、完璧なシチュエーションだよ。きっと楽しめると思う」

１年後に迫ったオリンピックでアルカラスとナダルのダブルスが実現するか注目される。

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