男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は14日、シングルス準々決勝が行われ、第6シードの
H・ルーネ(デンマーク)が第3シードの
D・メドベージェフを6-3, 6-4のストレートで破り、大会初のベスト4進出を果たした。
>>ルーネ、フリッツらモンテカルロ組合わせ<<19歳で世界ランク9位のルーネは今シーズン、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で16強入り。2月の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)とアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)で4強入りすると、先月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では16強入りした。
ルーネがモンテカルロ・マスターズに出場するのは3年連続3度目。昨年は予選を勝ち抜き本戦入り。2回戦で敗れるも初戦で
A・カラツェフを下し大会初白星を挙げている。今大会ではシードのため初戦となった2回戦で元世界ランク3位の
D・ティーム(オーストリア)を6-2, 6-4のストレートで下し初戦突破。3回戦では試合前に同22位の
M・ベレッティーニ(イタリア)が棄権したため8強入りした。
この日の第1セット、ルーネは第4ゲームでブレークに成功。メドベージェフに1度もブレークチャンスを与えることなく、先行する。
続く第2セットでは第3ゲームで先にブレークに成功するも直後の第4ゲームでブレークバックを許す。それでも第9ゲームで1度のブレークポイントを握ると最後はメドベージェフのショットがネットにかかり、ブレークに成功する。ルーネはサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲーム、マッチポイントではメドベージェフのリターンが返らず、1時間17分で勝利した。
勝利したルーネは準決勝で第7シードの
J・シナー(イタリア)と世界ランク21位の
L・ムセッティ(イタリア)の勝者と対戦する。
同日には第5シードの
A・ルブレフと第8シードの
T・フリッツ(アメリカ)が4強入りしている。
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