アルカラス 準決勝「待ち遠しい！」

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アルカラス準決勝「待ち遠しい！」

第1シードのアルカラス

画像提供：ゲッティイメージズ

男子テニスのBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000）は１６日、シングルス準々決勝が行われ、第１シードのＣ・アルカラス（スペイン）が第８シードのＦ・オジェアリアシム（カナダ）を6-4,6-4のストレートで破り、２年連続２度目のベスト４進出を果たした。試合後にはSNSを更新し準決勝が「待ち遠しい！」とつづった。

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今大会で優勝を飾ると、次週２０日付の世界ランクで１位に返り咲くことが決まる１９歳のアルカラス。今季は昨年負ったけがの影響で出遅れたものの、復帰戦となったアルゼンチン・オープン（アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250）で優勝。その後のリオ・オープン（ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500）でも準優勝を果たした。

今大会は初戦の２回戦で世界ランク９４位のＴ・コキナキス（オーストラリア）、３回戦で同３６位のＴ・フリークスポール（オランダ）をどちらもストレートで撃破。続く４回戦では同５６位のＪ・ドレイパー（イギリス）と対戦したが、6-2, 2-0とリードした時点で棄権を表明したため８強入りを決めた。

この試合、互いにミスが少なくウィナーを取り合う激しい展開となるなか、第５ゲームでアルカラスが同ゲーム５度目のブレークチャンスをものにして先にブレーク。サービスゲームではファーストサービスが入ったときに８０パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどオジェアリアシムにブレークチャンスを与えることなく先行する。

第２セットに入っても主導権を離さなかったアルカラスは第１ゲームで先にブレークを奪うも、直後の第２ゲームでこの試合初のブレークを許しイーブンに。その後は互いにブレークが生まれないなか第９ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第１０ゲームをキープし、２時間で勝利した。

準決勝では第１１シードのＪ・シナー（イタリア）と対戦する。シナーは準々決勝で第４シードのＴ・フリッツ（アメリカ）をフルセットで下しての勝ち上がり。

両者は５度目の顔合わせで２勝２敗。直近では昨年９月の全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）準々決勝で対戦し、アルカラスが勝利した。この試合は6-3, 6-7 (7-9), 6-7 (0-7), 7-5, 6-3のスコアで決着し５時間１５分の死闘となった。

現地１７日にツイッターを更新したアルカラスは翌１８日に組まれる準決勝について「明日のヤニクとの対戦が待ち遠しい! どちらが勝っても、これまでの試合は、ファンの皆さんにとっても、そして僕らにとっても、とても楽しいものだったと思っている」とつづり、試合を楽しみにしているとつづった。

アルカラスとシナーの準決勝は日本時間１９日（現地１８日）の第３試合に組まれた。同コートの第２試合は日本時間５時（現地１３時）に開始予定。

アルカラス 準決勝「待ち遠しい！」

アルカラス準決勝「待ち遠しい！」