日本テニスの頂点を争う大会、大正製薬リポビタン 全日本テニス選手権97th(東京/有明、ハード)は大会9日目の30日に最終日を迎え、今大会をもって現役を引退した
今西美晴(EMシステムズ)の引退セレモニーが行われた。
>>全日本 男子シングルス組合せ・結果<<>>全日本 女子シングルス組合せ・結果<<今大会のシングルスとダブルスに出場した今西。27日に行われたシングルス準々決勝では第15シードの
伊藤あおい(サリュートテニス専門学院)に6-7 (3-7), 6-3,3-6のフルセットで敗れたものの、30日のダブルス決勝には第4シードとして
大前綾希子(島津製作所)とペアを組み出場し、優勝を飾っている。
ペアの大前から花束を受け取った今西はセンタコートで「皆様、本日は会場にお越しいただきありがとうございました。そして、日本テニス協会の皆様、このような素晴らしいセレモニーを企画していただきありがとうございました」と語った。
「7歳でテニスに出会ってから約23年間、楽しいことばかりではなく、けがで辛い時期もありましたが、その時には誰かが手を差し伸べてくれました。私がここまでプレーを続けてこれたのも、応援してくれる皆様やコーチやトレーナーの皆様、そしてファンの皆様のおかげです。本当にありがとうございました」
「テニスを通じて自分を知ることができて、まだまだ未熟なところもありますが、少しは成長することができたと思います。テニスという素晴らしいスポーツに出会えたことを誇りに思います。皆様、今まで本当にありがとうございました」
センターコートでスピーチをする今西[画像:tennis365.net]
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