男子テニスの楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)は5日、シングルス1回戦が行われ、第3シードの
T・フリッツ(アメリカ)が世界ランク109位の
J・ダックワース(オーストラリア)を6-2, 6-7 (2-7), 6-1のフルセットで破り、大会初の初戦突破を果たした。試合後の会見でフリッツは次戦について「とても楽しみ」と語った。
>>キリオス、ティアフォーら楽天OP組み合わせ<<新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの開催となった同大会。24歳のフリッツは過去3大会出場したが、いずれも初戦敗退となっている。
この試合、フリッツは24本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに88パーセントの確率でポイントを獲得。第1セットでは相手にチャンスを与えることなく2度のブレークを奪い、24分で先行。第2セットをタイブレークの末に落としたものの、ファイナルセットでは終盤で5ゲームを連取し、1時間46分で勝利した。
前週のユジン韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、ATP250)に出場予定だったが、新型コロナウイルスに感染し欠場となったフリッツ。試合後の会見では「この大会に出場できたことをうれしく思っている。なぜならコロナに感染して出られないと思っていたから」と語った。
「メンタルの面ではとてもタフだった。今日まで自主隔離に入っていて今朝、韓国から日本に到着して試合をしたので非常にタフだったと言える。(感染時は)練習は全くできなかったし、体調も悪かった。一番心配していたのは呼吸やコンディションだったけど、コートが速くて今日は助けられた」
勝利したフリッツは2回戦でラッキールーザーで世界ランク253位の
守屋宏紀と対戦する。守屋は1回戦で同451位の
清水悠太を6-1, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
守屋戦に向けては「とても楽しみな試合。エクサイティングなものになると思う。もちろん、いい試合にしなければならないけど自分としては1試合ずつ挑んでいこうと思う」とコメントした。
同日には第7シードの
D・シャポバロフ(カナダ)と世界ランク33位の
M・キツマノビッチ(セルビア)が2回戦へ、同120位の
クォン・スンウ(韓国)が8強に駒を進めた。
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