2連覇と2週連続優勝に王手

マッテオ・ベレッティーニ

画像提供：ゲッティイメージズ

男子テニスのシンチ・チャンピオンシップス（イギリス/ロンドン、芝、ATP500）は１８日、シングルス準決勝が行われ、昨年王者で第２シードのＭ・ベレッティーニ（イタリア）が世界ランク２９位のＢ・ファン・デ・ザンスフルプ（オランダ）を6-4, 6-3のストレートで破り、２年連続で決勝進出を決めた。

準々決勝では世界ランク３５位のＴ・ポール（アメリカ）を6-1, 6-4のストレートで下した世界ランク１０位のベレッティーニ。

この日は、第６ゲームに最初のブレークを奪うも、第９ゲームにブレークバックを許す。それでも、直後の第１０ゲームで２度目のブレークに成功し先行する。続く第２セット、再び第６ゲームでブレークすると、このリードを守りきって約１時間３０分で同一戦を制した。

男子プロテニス協会（ATP）はベレッティーニのコメントを公式サイトに掲載。「本当にタフな試合だった。今週１番の試合だったと思うし、本当にハッピーだよ。決勝が楽しみだ」と語った。

勝利したベレッティーニは決勝で世界ランク４８位のＦ・クライノビッチ（セルビア）と対戦する。クライノビッチは準決勝で第７シードのＭ・チリッチ（クロアチア）を6-3, 6-3で下しての勝ち上がり。

また、ベレッティーニは前週のボス・オープン（ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250）でも決勝へ進出。元世界ランク１位のＡ・マレー（イギリス）を破り、今季初のタイトルを獲得している。