女子テニスのメルボルン・サマー・セット1(オーストラリア/メルボルン、ハード、WTA250)は4日、シングルス1回戦が行われ、第1シードの
大坂なおみが世界ランク61位の
A・コルネ(フランス)を6-4,3-6,6-3のフルセットで破って初戦突破を果たすとともに、約4カ月ぶりの復帰戦を白星で飾った。試合後の会見では「かなり緊張した」と語っている。
>>大坂 2回戦 1ポイント速報<< >>大坂らメルボルン・サマー・セット1組み合わせ<<昨年9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)3回戦でL・フェルナンデスに敗れて以降 ツアーに出場していなかった大坂。今季初戦となったこの日はサービスが安定しないコルネのセカンドサービスから主導権を握ると、第7ゲームで初のブレークに成功。その後もブレークチャンスの機会を与えることなく第1セットを先取した。
第2セットでも先にブレークした大坂だったが、バックハンドのミスを重ねると第8ゲームで痛恨のダブルフォルトを犯しセットカウント1-1に追いつかれる。それでもファイナルセットでは序盤3ゲームを連取し勢いに乗ると、最後までブレークを許すことなく、昨年2月のギプスランド・トロフィー(オーストラリア/メルボルン、ハード、WTA500)に続き、大坂が勝利した。
試合後の会見で大坂は「かなり緊張したけどうまくできたと思う。シーズン最初の試合は、誰にとっても本当にタフなものだし、昨年も対戦したから厳しい試合になることはわかっていた。でも、結果には満足している」とコメント。
昨年9月以来の公式戦を戦ったことについては「今年の目標はただ1つ、コートに立つたびに『楽しい』と感じられるようにしたいの。あと、記者会見では『2度と泣かない』ことを目標に掲げているからそれがうまくいくといいな」と明かした。
「私は結果やランキングを少し気にしすぎるタイプだったような気がする。試合を楽しむ方法をまた見つけないといけない」
2回戦では世界ランク82位の
M・ザネブスカ(ベルギー)と対戦する。ザネブスカは1回戦で同54位の
P・マルティッチ(クロアチア)をストレートで下しての勝ち上がり。
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