女子テニスのVTBクレムリン・カップ(ロシア/モスクワ、室内ハード、WTA500)は21日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
M・サッカリ(ギリシャ)が第2セットの第1ゲーム途中で世界ランク125位の
A・カリンスカヤの途中棄権により初戦突破となった。また、この結果によりサッカリは11月10日から開幕する最終戦のWTAファイナルズ・グアダラハラ(メキシコ、室内ハード)出場を決めた。
>> クレムリンカップ組合せ<<>> 【YouTube】近畿大学に潜入、強さの秘密とは?! 松田龍樹や田口涼太郎らに独占インタビュー<<上位4シードは1回戦免除のためこの日が初戦となったサッカリは、第4ゲームから5ゲーム連続で獲得し29分で第1セットを先取。第2セットの第1ゲームでサッカリがブレークに成功した時点で、カリンスカヤが体調不良による棄権を申請した。
準々決勝では第8シードの
S・ハレプ(ルーマニア)と対戦する。ハレプは2回戦で世界ランク32位の
V・クデルメトバを6-1, 7-6 (7-4)のストレートで下しての勝ち上がり。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでサッカリのコメントを掲載し「とても重要な試合だった。コートに立つ前から、あの試合に勝てばWTAファイナルズへの出場権が得られるとわかっていたから」と語った。
「今年の最大の目標のひとつを達成できたから、とても満足している。私は自分自身とチームを誇りに思っている。初めてファイナルに出場することになったし、女子テニス選手としてはギリシャの歴史上初めてのこと」
WTAファイナルズ・グアダラハラは、年間の大会獲得ポイント上位8選手が出場するシーズン最後の大会。
なお、メキシコのグアダラハラでの開催は今年のみとなっており、2022年から2030年までは再び中国の深センで行われることとなっている。
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