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無念の準V「こういう経験が必要」

マッテオ・ベレッティーニ
準優勝のベレッティーニ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は11日、男子シングルス決勝が行われ、第7シードのM・ベレッティーニ(イタリア)は第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)に7-6 (7-4), 4-6, 4-6, 3-6の逆転で敗れて四大大会初優勝を逃し、イタリア人の男女を通じて大会初制覇とはならなかった。試合後の会見では「今日、コート上ではノヴァークのほうが優れていたけど、僕は少しずつ近づいている」と手応えを語った。

決勝戦、ベレッティーニは先にブレークを許すもゲームカウント4-5で迎えた第10ゲームでブレークバックに成功。勢いに乗りタイブレークを制し先行した。しかし、第2セットを落としセットカウント1-1に追いつかれると徐々にペースはジョコビッチに。第3・第4セットではブレークを奪うことができずに3時間24分で力尽きた。

25歳のベレッティーニは前哨戦のシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、 ATP500)を制しており、ウィンブルドンの決勝には芝コート11連勝を達成して到達。好調を維持していたが、6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準々決勝に続きジョコビッチに屈した。

試合後の会見では「僕にとって最も重要なことは、今世界のベストプレーヤーに負けているということ。パリでも彼(ジョコビッチ)に負けたけど、その後彼は大会を制した。クイーンズでは優勝したけど、負けてしまった。でも、これは僕のレベルが上がっていることを意味している。自分の武器、そしてテニス全体が成長しているということ。これは正しい道を歩んでいることになる」と語った。

「僕にはこのような試合が必要。こういう経験が必要なんだ。僕のチームにもそう伝えた。もちろん、怒りや失望は次の大会に向けてとても役に立つはず。僕にとって、この2週間は信じられないようなものだった。クイーンズで優勝し、ここでは決勝に進出した。自分にはできると思っている。いつかこのタイトルを獲得できると確信している」

「できるかどうかはわからないけど、僕はできると思っている。だからこそ、これからの数週間、数カ月、数年の間にトロフィーを掲げるための努力をしたい」

また、四大大会の舞台で2連敗を喫したジョコビッチに対しては称賛の言葉を口にした。

「負けたことにはがっかりしているけど、ベストなプレーができなかったと思っている。でも、それはノヴァークがそうさせたと言わざるをえない。彼が僕をコートであのようなプレーをさせたんだ。それが彼の強みだ。だからこそ、彼は史上最高の選手の1人なんだ」

「戦術的には、ロジャー(フェデラー)と一緒にプレーしている世代の中で最も優れた選手だと思う。彼は相手のプレーを研究して、試合中にも調整している。それは簡単なことではない。今日、彼は数十回目の決勝を戦い、僕は初めての決勝を戦った。彼は、自分の持っているすべての感情や気持ちをどのように処理するかを知っていた。これは当たり前のこと。だからこそ、僕はいまこのような試合が必要だと言っている。彼におめでとうを言いたい」

一方、勝利したジョコビッチは四大大会20度目の優勝を達成。R・フェデラー(スイス)とR・ナダル(スペイン)に並び、史上最多タイのタイトル獲得数となった。

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