オーストラリアテニス協会CEOのクレイグ・タイリー氏は１９日にツイッターで、来年２月８日から開幕する全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）は観客を入れて行うと発表した。

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タイリー氏は記者会見を行い、新型コロナウイルスの影響で２月開催となった同大会のチケットは今月２３日から発売されることを公表した。

タイリー氏は「多くのレベルで歴史的な全豪オープンとなるだろう。ここ１００年以上で初めて全豪オープンが２月に行われる。２０２１年に選手たちへ最高の経験を提供できることを楽しみにしている」と語った。

「まずビクトリア州が多くの犠牲と努力で築いた貴重なコロナフリーの環境を守りつつ、全豪オープンへ向け選手たちにベストな準備を行ってもらうことが最優先となる。ビクトリア州の政治から許可をもらうのに８カ月かかった」

「２０２１年の同大会は現地のビジネス、テニスコーチや農家、飲食の配給者、シェフ、アーティスト、ミュージシャンたちを守ることを目的としている。そしてこの状況で皆さんへ機会を提供できるほど我々の国では全てが正常であることを祝うためでもある」

全豪オープンの予選はドバイとドーハで行われることが決定している。

「大会ではシングルスとダブルス、車いす競技を行う。予選では女子はドバイで、男子はドーハで１月１０日から１３日まで行われる。ジュニア競技は来年の後半へと延期になった」

最後に「世界のトップ選手たちが全豪オープンの日程と詳細を心待ちにしていたことと思う。これで彼らも１月１５日からオーストラリアに到着し、義務である１４日間の隔離を実行する計画となる」とした。

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