男子プロテニス協会のATP公式サイトは8日、世界ランク30位の
M・ラオニッチ(カナダ)のインタビューを掲載した。テニスでの成功と負傷との向き合い方について語っている。
<YouTube>引退の危機迎えた過去【伊藤 竜馬】 「辞める寸前だった」苦悩の日々を告白>>YouTube テニス365チャンネル<<29歳のラオニッチはこれまで8度のタイトルを獲得。2016年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では
R・フェデラー(スイス)らを下し準優勝を飾り、同年には自己最高の世界ランク3位を記録した。
インタビューでラオニッチは「色々なものが常に変化するから、何をもって成功とするか定義するのは難しいこと。ある特定の目標を達成すると、他のものが欲しくなり、成功したとは感じられなくなる。誰もがこのようなことを考えることはあると思うが、僕はこれまで成功をおさめてきたか? 僕はそうは思わない」と話した。
世界ランクで自己最高3位を獲得しながらも、その後は左手首や腰の負傷など複数のけがに悩まされてきたラオニッチは「ここ数年は負傷で苦労してきたから、今は安心できていて、継続性があると思う。身体の回復のために立ち止まる必要はない。トレーニングは受けることもできるし、負傷した状態でもある程度続けてきたから復帰した今、より強い負荷をかける必要もない。レベルを維持し、シーズンを通して少しずつステップを踏んでいければ良い」と語った。
「僕の現在のモチベーションは『毎日改善し、より良くなっていこうと追及する』こと。これらを日常的にしていけば目標は達成できると思う。そのためには感情的にイライラしすぎず、合理的に物事を捉え成長していくことが重要だ」
今後は25日に開幕するマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)への出場を予定している。
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