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女子テニスツアーのGDFスエズ・オープン(フランス/パリ、賞金総額69万ドル、ハード)は28日に開幕し、シングルス1回戦3試合が行なわれ、M・バーテル(ドイツ)がU・ラドワンスカ(ポーランド)を7-6 (7-1), 6-0で、C・マーケイル(アメリカ)がP・パルメンティエ(フランス)を6-4, 6-1と、いずれもストレートで下し初戦突破を決めた。
世界ランク4位のA・ラドワンスカ(ポーランド)の実の妹を1時間21分で下したバーテルは「彼女は第1セットでは本当に良いプレーをしていて、自分は安定感のないプレーをしてしまった。先にブレークをされてたけど、何とかブレークバックをしてゲームカウント6-6に追い付いて引っくり返す事が出来た。それはとても自信につながるわね。その後は、プレーがとても改善されて勝つ事が出来たの。」と試合を振り返っていた。
一方、第8シードのK・ザコパロバ(チェコ共和国)がA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)を2-6, 7-5, 6-0の逆転で倒し2回戦進出を決めた。
昨年の今大会でベスト4入りしていた世界ランク24位のザコパロバは、同ランク61位のメディーナ=ガリゲスに第1セットは1度もブレークチャンスさえ握れず2度のブレークを許し、そのセットをあっさり先取されてしまう。
しかし第2セットに入り、両者1度ずつのブレークの接戦となったが、ゲームカウント6-5からの第12ゲームで、2度目のブレークに成功したザコパロバがこのセットを奪い返し、勝敗の行方は第3セットへと持ち越された。
第2セットを何とか奪い返したザコパロバの勢いは更に増し、第3セットでは1度握られたブレークピンチを切り抜けると、落胆したメディーナ=ガリゲスの3度あったサービスゲームを全てブレーク。このセットは1ゲームも与えず、2時間16分の接戦を制して2回戦へ駒を進めた。
ザコパロバは準々決勝進出をかけて2回戦で、C・スアレス・ナバロ(スペイン)と予選を勝ち上がったM・ニクルスク(ルーマニア)の勝者と対戦する。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○K・ザコパロバ (8) vs. ●A・メディーナ=ガリゲス, 2-6, 7-5, 6-0
○M・バーテル vs. ●U・ラドワンスカ, 7-6 (7-1), 6-0
●P・パルメンティエ vs. ○C・マーケイル, 4-6, 1-6
今大会の優勝賞金は9万4355ユーロ。
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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