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アカスーソ優勝へ向けて快調な第一歩◇テルメックス杯
（アルゼンチン、ブエノスアイレス）
テルメックス杯（賞金総額42万5千ドル）で第4シードのＪ・アカスーソ（アルゼンチン）が、1回戦でＡ・モンタネス（スペイン）を6-1, 6-3で下し、1回戦を快勝でスタートした。トップシードのＤ・ナルバンディアン（アルゼンチン）が腹筋のけいれんのため直前に棄権したのを受けて、同じドローの山ではアカスーソが最高シード選手となっており、そのチャンスを活かすかのように、1回戦では上位進出を期待させるに十分な圧倒的な試合を展開した。
ナルバンディアンの補欠として出場したＡ・ポルタスは、同胞のＡ・マルティン（スペイン）に2-6, 5-7で破れた。マルティンはＢ・パシャンスキ（セルビア・モンテネグロ）と2回戦で対戦する。
1995年と2003年に優勝しており、今回は第5シードのＣ・モーヤ（スペイン）は、予選通過のＦ・フォニュイーニに苦戦を強いられたが、6-7 (6-8), 6-4, 6-4で切り抜けた。Ｍ・ダニエル（ブラジル）を6-3, 5-7, 6-1で下したＮ・マス（チリ）と2回戦で対戦する。
その他シード選手では、第6シードのＦ・ボランドリ（イタリア）はＦ・ビセンテ（スペイン）を6-3, 6-2で下したが、第7シードのＦ・セラ（フランス）はＡ・カイエリ（アルゼンチン）に0-6, 4-6で敗れた。続く第8シードのＪ・Ｉ・チェラは第1セットを取った後、相手のＬ・オルナ（ペルー）が棄権したため、2回戦へ進み、そこでＰ・スタラーチェ（イタリア）と顔を合わせる。
2001年に優勝しているＧ・クエルテン（ブラジル）は、右かかと負傷のため欠場することとなった。全仏オープンを3度も制した実力者だが、このところ怪我に悩まされており、去年も16試合しか行っていない。
（2006年2月15日10時00分）
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