テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は8日、男子シングルス予選2回戦が行われ、世界ランク345位の綿貫陽介はワイルドカード(主催者推薦)で出場している同338位のB・エリス(オーストラリア)に1-6, 4-6のストレートで敗れ、予選敗退となった。
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26歳の綿貫は予選を含めると同大会5度目の出場。2023年は予選3試合を勝ち抜き本戦入りを果たすと、本戦1回戦でも勝利を収めた。昨年は本戦から出場し、1回戦でM・キツマノビッチ(セルビア)に敗れている。
その綿貫は今大会にプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を使用して出場。予選1回戦では予選第30シードのJ・セルンドロ(アルゼンチン)を下し予選2回戦に駒を進めた。
予選2回戦の第1セット、2度のブレークを許した綿貫は、その後ブレークを返すことができず先行される。
続く第2セットは、両者キープし合う展開が続いたが、綿貫は第9ゲームでブレークを許し力尽きた。
勝利したエリスは予選決勝で、予選第1シードで世界ランク123位のD・ケプファー(ドイツ)と対戦する。ケプファーは予選2回戦で同169位のE・クイン(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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