男子テニスの20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ(サウジアラビア/ジッダ、ハード)は21日、シングルス準決勝が行われ、第8シードのJ・フォンセカ(ブラジル)が第6シードのL・ヴァン・アッシュ(フランス)を4-2, 4-2, 4-1のストレートで下し決勝進出を果たすとともに、初出場で優勝に王手をかけた。
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同大会は20歳以下の選手で年間の獲得ポイント上位8選手が出場する大会。4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。試合形式は4ゲーム制の5セットマッチでゲームはノーアドバンテージ方式。40-40になったらサービス側がサイドを選択できる。
準決勝の第1、第2セットではフォンセカは1度ずつブレークを奪い第3セットに突入。第3セットでフォンセカはファーストサービスを90パーセントの確率で入れ試合を有利に進め、2度のブレークに成功し、最後はロングラリーの末グランドスマッシュを叩き込み1時間で勝利を収めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはフォンセカのコメントが掲載されている。
「ハードコートでは、こんなに良い1週間を過ごしたことはこれまでなかった。今はとても高いレベルでプレーをしている。この1週間、自分のルーティンをしっかり守り、集中できている自分をとても誇りに思う。家族がここにいて、3人のコーチも一緒にいてくれるのは本当に素晴らしいこと。タイトルを目指して頑張りたい」
勝利したフォンセカは決勝戦で第5シードのL・ティエン(アメリカ)と対戦する。ティエンは準決勝で第2シードのA・ミケルセン(アメリカ)を逆転で下しての勝ち上がり。
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