19日に開幕する国別対抗戦 デビスカップファイナルズ ファイナル8(スペイン/マラガ、室内ハード)に出場するオランダ代表メンバーが17日に会見を行い、同大会への意気込みや、初戦で対戦するスペイン代表について意見を語った。
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同大会は8ヵ国(イタリア、オランダ、スペイン、オーストラリア、アメリカ、ドイツ、カナダ、アルゼンチン)が世界一の座をトーナメント形式で争う。試合はシングルス2試合とダブルス1試合で争われ、先に2勝した方が勝利となる。
オランダは19日の開幕戦、初戦の準々決勝で地元スペインと対戦することが決まっている。スペインは開催国というだけでなく、同大会での現役引退を表明している元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)がチームにいることも話題に。オランダはナダルの現役最後の対戦チームとなる可能性があるなか、会見では『悪役』になることも必要だと見解を示した。
オランダ代表メンバーはT・フリークスポール(オランダ)やB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)、J・デ ヨング(オランダ)、W・クールホフ(オランダ)が所属し、キャプテンはダブルスの名手P・ハーフース(オランダ)が務める。
ハーフースは会見で「ナダルがプレーする最後の試合になるかもしれないのは正直驚いているよ。でも、今回はデビスカップだ。何が起こるかわからない。僕らは準決勝に進出すること以上を望んでここに来ているからね」とコメント。
また、ファン・デ・ザンスフルプは「ラファ(ナダル)がこの大会で引退することは、この大会をより特別なものにしてくれるだろう。もちろん、特別なことになるだろうし、この狂気の空間がどうなるか見てみたいね」と話した。
さらにフリークスポールは以下のように思いを語っている。
「このマラガでアルカラスとナダルと対戦することは、誰にとっても特別なことだと思う。クレイジーな雰囲気になると思うよ。素晴らしい日になると思うし、彼らとの対戦で結果を残せればいいね」
最後に、ナダルと同じく今季限りでの引退を表明しているクールホフはこう会見を締めくくった。
「僕はそれほど感情的な、エモーショナルな男じゃないんだ。だから、あくまで他の選手と同じように試合に取り組むよ。昨年決断したことではあるけど、いまここにいられて、またチームの一員にいられて、とても幸せだ」
オランダ代表はナダル、C・アルカラス(スペイン)、R・バウティスタ=アグ(スペイン)らを擁するスペインを破ることができるだろうか。注目の開幕戦は日本時間20日に行われる。
※2024/11/19 21:30
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