齋藤咲良 ジャパンOP8強「自信に」

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8強入りした齋藤咲良
画像提供:tennis365.net

女子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/大阪・モリタテニスセンター靱、ハード、WTA250)は17日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している18歳で世界ランク179位の齋藤咲良が第5シードのE・アバネスヤン(アルメニア)を7-6 (7-2), 6-4のストレートで破り、ツアー大会初出場でベスト8進出の快挙を果たした。試合後、齋藤は「自信になります」と語った。

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18歳の齋藤がツアー大会の本戦に出場するのは今回が初。1回戦では世界ランク62位のJ・ブザス・マネイロ(スペイン)を下し、ツアー大会初白星を挙げ2回戦に駒を進めた。

世界ランク48位で全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では2度の16強入りの経験があるアバネスヤンとの顔合わせとなった2回戦、齋藤はサービス時のポイント獲得率が55パーセントに留まり5度のブレークを許したが、ストローク戦では攻めの姿勢を崩さず、リターンゲームで相手を上回る6度のブレークに成功。第1セット、第2セットともに終盤で勝負強さをみせ、1時間56分でツアー大会初の8強入りを成し遂げた。

試合後の会見で齋藤は喜びを語った。

「1セット目も2セット目も本当に苦しい場面が多かったんですけど、自分のチームと自分を信じてプレーできて、最後まで強気で戦えたので、勝ったときはとても嬉しかったですし、明日試合(準々決勝)があるってことが1番嬉しいです」

「(相手が)トップ100の選手っていうことはあまり意識してないくて、自分のプレーをいけるところはいこうと思ってやったら勝てたって感じです。もちろん自信になります。グランドスラムでベスト16にいってる選手と今日やって勝ったので、こういうプレーができれば自分もグランドスラムで戦えるんじゃないかなっていう自信には今日はなりました」

勝利した齋藤は準々決勝で予選勝者で世界ランク150位のK・ビレル(オーストラリア)と対戦する。ビレルは2回戦で第3シードのE・メルテンス(ベルギー)と対戦したが、メルテンスが途中棄権し準々決勝に進んだ。


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