テニスシューズ選ぶならアシックス

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アシックス体験型テニスイベント
画像提供:tennis365.net

~アシックスのテニスシューズを体験できるイベント~
有明テニスの森に隣接する商業施設「有明ガーデン」にて、アシックスジャパン(以下アシックス)主催のテニス体験型イベント「TRY! ASICS! TENNIS 2024~Find your best shoes!~(トライアシックステニス2024 ファインドユアベストシューズ)」が、2024年9月27日(金)から29日(日)まで3日間行われた。

有明コロシアムの近くということもあり、多くのテニスプレーヤーとテニスファンが来場。アシックスのテニスシューズには、どのような種類があり、シューズを通していかにテニスプレーヤーをサポートできるのだろうか。アシックスのテニスシューズにはどのような技術がつまっているのだろうか。
今回は実際にアシックスのテニスシューズを着用して3つのコンテンツを体験した。

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アシックスのオムニ・クレー用シューズのラインアップ。アシックスでは「スタビリティ」「スタビリティ&スピード」「スピード」の3つのプレースタイル別にシューズが展開されている。


~テニスの能力を測定できる3つのゾーン~
アシックスのシューズを履いて3つの能力を測定するこの体験イベント。雨が降っていた日もあったが300名を超えるテニスプレーヤーが来場した。
参加者は自分のプレースタイルに合うシューズや説明を受けて興味を持ったシューズを選択し、3つのコンテンツを体験する。


参加者は自分のプレースタイルに合うシューズや説明を受けて興味を持ったシューズを選択し、3つのコンテンツを体験する。


GEL-RESOLUTION 9 OC(左)、SOLUTION SPEED FF 3 OC(右)


【コーディネーションゾーン】
参加者はネット中央の光るセンサーと同色のターゲットに向けて、トスマシンからでるボールを打つ。


【パワーゾーン】
速度測定器でサーブの球速を測定。

ボレーやサーブはシューズには直接関係しないかと思われるかもしれないが、いつもと違ったシューズの「履き心地」を感じながらプレーできる。「履き心地」と言うとかなりざっくりとした表現になるが、日本人の足形に合わせた靴型や使われている素材によるフィット感や、シューズの軽さ、ソールのねじれやたわみなどによる反発力、ソールの構造と素材からくるクッション性などを、総合的に感じることができる。


【スピード&アジリティゾーン】
ラケットを持って走り、センサー上でスウィングを行う。ネットに近づくような前方へのダッシュと、ベースラインで移動するような横方向への動きの2種類を測定。スウィングは非接触センサーで検知され、タイムが計測される。


~プレースタイルに合ったシューズは?~
スピード&アジリティゾーンで計測した「縦の動きの速さ」と「横の動きの速さ」を計測し、データベースの数値と比較。
走り出しが良く縦の動きが速ければ、ネットプレーに必要な前進するスピードが速いサーブ&ボレーや、A・デ ミノー(オーストラリア)のような俊足を生かしたカバー範囲の広いプレースタイル向け。
一方でサイドステップが安定していて横の動きが良ければ、ベースラインを動き回るJ・パオリーニ(イタリア)のようなストロークを中心としたプレーが合っているといえる。
縦横ともに良い数値であれば、縦横無尽にコートを駆け回りストロークからボレーまで行うN・ジョコビッチ(セルビア)のようなオールラウンドプレーが適していると考えられるだろう。




~アシックステニスシューズ 3つのタイプ~
アシックスでは、代表的な3つのプレースタイルに合わせた3つのシューズタイプを展開。
その特徴は以下の通りだ。



「スピード」
軽量で反発力のあるシューズ。素早く反応しネットまで駆け上がるサーブ&ボレープレーヤー向け。

ミッドソール中足部に搭載されたSPEEDTRUSSはシューズ内側へのねじれを許容するだけでなく、前方へ加速するための反発力を生む。アウターソールは、オムニ・クレーコートで、グリップ力を発揮させるために、意匠の形状と向きを適切に設計し、瞬間的なスピードと優れたグリップ力を発揮する。アッパー素材にエンジニアードメッシュを使用し柔軟性と軽量性を実現。軽く足全体をしっかりホールドする構造がネット際での急な方向転換やストップ&ゴーの動きの手助けをしてくれる。

SPEEDTRUSS(左)、オムニ・クレーコート用に設計されたアウターソール(中)、エンジニアードメッシュ(右)




「スタビリティ」
安定性に優れたタイプ。長時間のラリーを行うベースラインプレーヤー向け。

横方向への安定性を強化するDYNAWALLをアップデートし、かかと部から中足部内側まで樹脂パーツで補強することで、踏み込みから蹴り出しまでの動作におけるパワー向上と安定性を追求。また、アウターソールかかと部から前足部横方向の溝DYNAGROOVEがコートとの接地面積を大きくし安定した着地をサポート。高剛性と低剛性の構造を交互に配置した形状DYNAFITによってアッパーのたわみを軽減しすぐれたフィット感を発揮。足への負担を軽減するGELテクノロジーが、長時間プレーの快適さを生んでいる。
左右に激しく動くベースラインプレーヤーにうれしい機能だ。

DYNAWALL(左)、DYNAGROOVE(中)、DYNAFIT(右)




「スタビリティ&スピード」
上記2つを兼ね備えたタイプで、COURT FF 3はアシックステニスのフラッグシップモデル。スピードタイプとスタビリティタイプに使われている技術にアレンジを加えながら、軽さと安定性を両立。コートを縦横無尽に駆け回るオールラウンドプレーヤー向け。

かかと部の分離構造のアウターソールがスムーズで安定した着地を実現し、グリップ性に優れたアウターソールとミッドソール中足部に搭載された反発性を高めるTWISTRUSSがブレーキ力と推進力を向上させている。シュータンと足首部を一体化させたモノソック構造と多方向に伸縮するメッシュの組み合わせが足を包み込むフィット性を実現。

分離構造のアウターソール(左)、TWISTRUSS(中)、モノソック構造(右)    


自分のプレースタイルに合わせたシューズタイプを選ぶのが通常の考え方だが、自分がプレーしたいスタイルに合わせて自分の欠点を補う、例えばベースラインでストローク勝負をしたいが上手くいかない場合は、左右に振られてもスタビリティタイプの持つ安定性でそれを補うようにするなどの選び方もできる。

テニスだけでなく他競技でも世界で活躍するアシックス。テニスプレーヤーが要求するプレーを実現するため、独自のテクノロジーを組み合わせた3つのシューズタイプ。あなたのプレースタイルに合う1足を見つけてもらいたい。

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(2024年10月7日13時36分)
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