男子テニスの四日市チャレンジャー(日本/四日市、ハード、ATPチャレンジャー)は28日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する17歳の坂本怜が第2シードのJ・ロディオノフ(オーストリア)を6-4, 6-4のストレートで破る金星を挙げ、ATPチャレンジャー大会で初白星を飾った。
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坂本は今季、グランドスラムジュニアの全大会に出場。全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では2回戦へ、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では3回戦進出を果たしている。
なお、チャレンジャー大会に出場するのは今回が3度目であり、今年11月の兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、室内ハード、ATPチャレンジャー)では予選1回戦敗退。前週の横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント 2023 supported by 三田興産(日本/横浜、ハード、ATPチャレンジャー)では本戦1回戦敗退となっていた。
この日、坂本はファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度しかブレークを許さず。リターンゲームでは7本のダブルフォルトを犯すなど精彩を欠いたロディオノフから7度のブレークポイントを掴むとその内3つをものにし1時間14分で勝利した。
勝利した坂本は2回戦で世界ランク282位のC・ウォン(香港)と対戦する。ウォンは1回戦で同357位の中川直樹を6-2, 6-7 (5-7), 6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第3シードのM・モウ(アメリカ)、第5シードのM・ポルマンズ(オーストラリア)、第6シードのZ・コラー(チェコ)、予選を勝ち上がった世界ランク540位のトゥロター・ジェームズらが2回戦に駒を進めた。
・全豪Jr 坂本怜ら3選手が16強
・全米Jr 日本勢3選手が2回戦へ
・守屋 宏紀ら日本勢4名が本戦へ
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