ズベレフ6年ぶりにTOP20陥落

ゲッティイメージズ
敗退したズベレフ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は2日にシングルス4回戦が行われ、第13シードのA・ズベレフ(ドイツ)は第1シードのC・アルカラス(スペイン)に1-6, 2-6のストレートで敗れた。この結果によりズベレフは6年ぶりに世界ランキングでトップ20から陥落することとなった。

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現在世界ランク16位で26歳のズベレフは今大会、2回戦で同53位のR・カルバレス バエナ(スペイン)を逆転で下すと、3回戦では同128位のH・グルニエ(フランス)をストレートで下して勝ち上がった。

両者は5度目の対戦で、ズベレフの3勝1敗。昨年の同大会決勝でも対戦しており、そのときはアルカラスが6-3, 6-1で快勝し優勝を飾った。一方でその約3週間後に行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の準々決勝では、ズベレフが6-4, 6-4, 4-6, 7-6 (9-7)で勝利しており、この試合以来の対戦となる。

この試合の第1セット、第2ゲームでズベレフは2本のダブルフォルトを犯しアルカラスにブレークを許す。その後もアルカラスの強力なストロークに押され、第6ゲームでもブレークを許し34分で先行される。

続く第2セット、序盤はズベレフもブレークポイントをアルカラスに与えながらもなんとかキープを重ねる。しかし、アルカラスの猛攻に耐えられなかったズベレフは第5ゲームでアルカラスにブレークを許し、そこから4ゲームを連取され1時間21分で敗れた。

ズベレフは昨年の同大会で準優勝を果たしているため、大きくポイントを落とすことになった。また、昨年の全仏オープンで負った怪我の影響で、全仏オープン以降公式戦に出場しなかったこともあり、来週更新される世界ランキングで2017年の5月以来6年ぶりに世界ランキングでトップ20から陥落することが決まった。

一方、勝利したアルカラスは準々決勝で第10シードのK・ハチャノフと対戦する。



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(2023年5月3日6時54分)
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