不調ルード 今季は連勝できず

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キャスパー・ルード
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男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は26日、シングルス3回戦が行われ、第3シードのC・ルード(ノルウェー)は第26シードのB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を6-3, 4-6, 4-6の逆転で敗れ、3年連続のベスト16進出とはならなかった。

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24歳で世界ランク4位のルードは昨年、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の2大会で準優勝。年末のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)でも決勝に駒を進めるなど好成績をおさめた。

しかし、今季は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で2回戦敗退を喫するなどツアー4勝5敗と苦戦。今大会、シード勢は1回戦免除のため初戦となった2回戦で同80位のI・イヴァシカを6-2, 6-3のストレートで下し今季マッチ5勝目を挙げた。

昨年大会では決勝でC・アルカラス(スペイン)に屈したものの、準優勝を果たしたルード。この日の第1セットではファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度もブレークチャンスを与えず。リターンゲームでは第8ゲームでブレークに成功し、先行する。

しかし、続く第2セット、互いにサービスキープが続くと終盤となった第10ゲームでこの試合初のブレークを許し、セットカウント1-1に追いつかれる。

迎えたファイナルセット、ルードは第1ゲームでブレークに成功しリードを保つも第6ゲームでブレークバックを許す。その後の第7・第9ゲームでは4度のブレークポイントを掴むも活かせず。第10ゲームでマッチポイントとなるブレークポイントを握られると最後はルードのボールがネットにかかり、2時間50分で力尽きた。この敗戦によりルードはまたしても連勝することができなかった。

勝利したファン・デ・ザンスフルプは4回戦で世界ランク54位のE・ルースブオリ(フィンランド)と対戦する。ルースブオリは3回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク97位のダニエル太郎を6-3, 7-6 (7-3)のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第1シードのアルカラス、第6シードのA・ルブレフ、第7シードのH・ルーネ(デンマーク)、第9シードのT・フリッツ(アメリカ)、第10シードのJ・シナー(イタリア)、第16シードのT・ポール(アメリカ)が16強へ駒を進めた。




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(2023年3月27日13時23分)
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