好調ハレプ 失セット0で8強

ゲッティイメージズ
ベスト8進出を果たしたハレプ
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は4日、女子シングルス4回戦が行われ、第16シードのS・ハレプ(ルーマニア)が第4シードのP・バドサ(スペイン)を6-1,6-2のストレートで破り、完勝で2019年以来3年ぶり5度目のベスト8進出を果たした。

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2019年大会で優勝したものの、その後は新型コロナウイルスの感染拡大の影響や負傷などでプレーする機会のなかったハレプ。センターコートでの試合は優勝して以来1,000日以上ぶりのことだった。

この日はファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得すると、バドサにブレークを許さず。ラリー戦では17本のウィナーを放つなど11度のブレークチャンスのうち5度ブレークに成功するなどわずか3ゲームしかバドサにキープさせるのみで1時間で完勝した。今大会は4試合戦って失セットゼロと好調を維持している。

試合後ハレプは「けがや自信の喪失で苦しんだあと、準々決勝まで戻ってこれたのはとても意味のあること。自分のプレーには本当に満足している。本当に自信がある。コートに立つのが楽しくてしょうがないの」と明かした。

「(センターコートでの久々の試合)緊張していたか?いいえ。そんなことはない。実は、今日よりも昨日の方が緊張していたの。昨日はここでセンターコート100周年のイベントがあったからね。ウィンブルドンでプレーすることはとても特別なこと。3年間は長かった。戻ってきて、センターコートでプレーするチャンスを得たことはいつでもうれしいことなの」

2019年以来となる2度目のウィンブルドン制覇を目指すハレプは準々決勝で第20シードのA・アニシモワ(アメリカ)と対戦する。アニシモワは4回戦で世界ランク115位のH・タン(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第17シードのE・リバキナと世界ランク44位のA・トムヤノヴィッツ(オーストラリア)が8強へ駒を進めた。

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(2022年7月5日10時42分)
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