全米女王ラドゥカヌ 2回戦敗退

ゲッティイメージズ
2回戦で敗退したラドゥカヌ
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は20日、女子シングルス2回戦が行われ、第17シードのE・ラドゥカヌ(イギリス)は世界ランク98位のD・コビニッチ(モンテネグロ)に4-6,6-4,3-6のフルセットで敗れ、初の3回戦進出とはならなかった。

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昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では予選から出場し、全10試合にストレート勝ちをおさめ優勝した19歳のラドゥカヌ。大ブレイクを飾った昨年だったが、年末には新型コロナウイルスの陽性となり新シーズンの調整が出遅れた。

今大会は1回戦で世界ランク67位のS・スティーブンス(アメリカ)をフルセットで下したものの、この日は4度のブレークを許し第1セットを落とす。第2セットではコビニッチのブレークを1度に抑えセットカウント1-1に追いついたものの、ファイナルセットではコビニッチに16本のウィナーを決められるなどストローク戦で苦戦。2度のブレークを許し、2時間38分で力尽きた。

試合後の会見でラドゥカヌは「難しい試合だった。試合前から手の調子が悪かった。チームの中には私にプレーしてほしくないと思っている人もいたようだけど、それでも、いま自分がどこまでやれるか戦い抜きたかったの。この試合では、私自身や自分のプレーについてこれまで知らなかったことを発見することができたから、この経験でポジティブなものを得ることができたと思う」と語った。

「私を知っている人なら全員、スライスのフォアハンドをめったに打たないことを知ってると思う。 今日はここ2、3年で1番多く打ったかもしれない。スライスのフォアハンドも悪くないし、自分には何らかのハンドスキルがあるのだということがよくわかった。そして『もう限界だ』と思うような状況でも戦い続けられたことを誇りに思っている」

勝利したコビニッチは3回戦で第14シードのS・ハレプ(ルーマニア)と対戦する。ハレプは2回戦で世界ランク83位のB・ハダッド=マイア(ブラジル)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第2シードのA・サバレンカ、第7シードのI・シフィオンテク(ポーランド)、第10シードのA・パブリュチェンコワらが3回戦へ駒を進めた。

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(2022年1月21日9時17分)
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