過去2度Vチリッチ 逆転で初戦突破

ゲッティイメージズ
初戦突破を果たしたチリッチ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのVTBクレムリン・カップ(ロシア/モスクワ、室内ハード、ATP250)は18日、シングルス1回戦が行われ、第6シードのM・チリッチ(クロアチア)が予選から勝ち上がった世界ランク137位のD・ジュムホール(ボスニア)を6-7 (4-7),6-1,6-1の逆転で破り、初戦突破を果たした。

>>西岡 良仁ら クレムリン・カップ組み合わせ<<

新型コロナウイルス感染拡大のため2年ぶりの開催となった同大会。チリッチにとっては2014・2015年に連覇を達成している相性の良い大会となっている。

この試合の第1セット、チリッチは8本のサービスエースを決めるなどジュムホールにブレークチャンスを与えないプレーを披露。しかし、自身は3度のブレークチャンスを決め切ることができずにタイブレークに入ると、ジュムホールの思い切りのいいテニスに押し切られ追いかける展開に。

それでも第2・ファイナルセットでは合わせて14本ものエースを放つなどファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを獲得。第1セットと同様に1度もブレークを許すことなくプレーした。また、リターンゲームでは合計5度のブレークを奪い、1時間48分で逆転勝ちをおさめた。

試合後のオンコートインタビューでチリッチは「ここに来るのはいつも素晴らしい気分だ。ダミール(ジュムホール)は少し遅いサーフェスとボールがあまり弾まないこのコンディションを楽しんでいるみたいだった。第2セットからはリズムが良くなり、素晴らしいテニスができた。第3セットはとても質の高いものになったし、これ以上の喜びはないよ」と語った。

2回戦では世界ランク54位のT・ポール(アメリカ)と同101位のM・イメル(スウェーデン)のどちらかと対戦する。

今大会の第1シードはA・ルブレフ、第2シードはA・カラツェフ、第3シードはK・ハチャノフ、第4シードはF・クライノビッチ(セルビア)。上位4シードは1回戦免除のため2回戦から登場する。

また、日本勢では世界ランク78位の西岡良仁が出場。1回戦では同55位のM・マクドナルド(アメリカ)と対戦する。

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(2021年10月19日8時34分)
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