男子テニスのマヨルカ・チャンピオンシップス（スペイン/マヨルカ、芝、ATP250）は２２日、シングルス２回戦が行われ、世界ランク９０位のＦ・ロペス（スペイン）が第６シードのＫ・ハチャノフを4-6, 6-2, 6-4の逆転で破り、シングルスツアー通算５００勝を果たした。

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３９歳のロペスはこの試合、１５本のサービスエースを決めるなど、ファーストサービスが入ったときに７６パーセントの確率でポイントを獲得。ブレークポイントを９本を与えるもそのうち６本を守り切った。リターンゲームでは５度のブレークに成功し、１時間５０分でベスト８進出を果たした。

男子テニスの協会のATPは公式サイトにロペスのコメントを掲載し「５００勝よりも、僕にとって重要なのはこのような大会に出場し続けられること、そして競争力を維持できること」と語った。

「９月に迎える４０歳という年齢で、ATPツアーで今のレベルのプレーができるとは思っていなかった。ここ数年は、僕にとってとてもいい年だった。この年齢までプレーすることは予想外だったし、ツアーで試合に勝ち続けることができ、何よりも今を楽しむことができている」

準々決勝では世界ランク４２位のＡ・マナリノ（フランス）と対戦する。マナリノは２回戦で第２シードのＤ・ティーム（オーストリア）と対戦したが、ティームが右手首の負傷のため途中棄権し８強入りを決めている。

同日の２回戦では、第１シードのＤ・メドベージェフや第５シードのＣ・ルード（ノルウェー）が準々決勝へ駒を進めた。

シングルス通算５００勝を達成した現役選手は以下の通り
※２０２１年６月２２日時点の勝利数

Ｒ・フェデラー（スイス）：1,247

Ｒ・ナダル（スペイン）：1,027

Ｎ・ジョコビッチ（セルビア）：961

Ａ・マレー（イギリス）：678

Ｒ・ガスケ（フランス）：556

Ｆ・ベルダスコ（スペイン）：554

Ｍ・チリッチ（クロアチア）：533

Ｓ・ワウリンカ（スイス）：533

Ｔ・ロブレド（スペイン）：533

Ｆ・ロペス：500

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