19歳新星 4本のMPしのぎ8強へ

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マイアミ・オープンでのムセッティ
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男子テニスのサルデーニャ・オープン(イタリア/カリアリ、レッドクレー、ATP250)は8日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク90位のL・ムセッティ(イタリア)が第1シードのD・エヴァンス(イギリス)を6-1,1-6,7-6 (10-8)のフルセットで破り、ベスト8進出を果たした。

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19歳のムセッティはこの日の第1セット、ファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得。エヴァンスにブレークを許すことなく先行する。第2セットを落としたムセッティだったが、ファイナルセットのタイブレークでは4本のマッチポイントを防ぐ驚異的な粘りをみせ、2時間9分の熱戦を制した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはムセッティのコメントが掲載されている。

「本当にタフだったよ。タイブレークで3-6となってマッチポイントを握られたとき、彼(エヴァンス)はいいプレーをしていた。常にネットに出て、アグレッシブだったんだ。僕は冷静になって、1つ1つのポイントを大切にプレーしたよ。だから、この勝利は本当にうれしいし自分を誇りに思う」

今シーズン、3月のアビエルト・メキシコ・テルセル( メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)でベスト4に進出し、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では3回戦に駒を進めるなど好調を維持しているムセッティ。19歳という年齢での躍進については「僕にとっての秘訣は、何も考えずにプレーすることだ。自分のゲームをするようにしている。トップ選手相手でも、いつもいいプレーができる。なぜかはわからないけどね。僕にはまだプレッシャーがなく、自由だ。勝たなければならないという重圧もないし、今日もそうだったよ」と語った。

サルデーニャ・オープン準々決勝では世界ランク57位のL・ジェレ(セルビア)と対戦する。ジェレは2回戦で第6シードのJ・ミルマン(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第3シードのL・ソネゴ(イタリア)や世界ランク105位のY・ハンフマン(ドイツ)が8強へ駒を進めている。

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(2021年4月9日10時42分)
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