ゴファン撃破 シードが続々敗退

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ベスト8進出を果たしたシャルディ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は4日、シングルス2回戦が行われ、予選から出場している世界ランク64位のJ・シャルディ(フランス)が第6シードのD・ゴファン(ベルギー)を7-6 (7-3),7-6 (7-5)のストレートで破り、大会初のベスト8進出を果たした。

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34歳のシャルディはこの試合、ゴファンに8本のサービスエースを決められるなど苦戦し1度のブレークしか奪うことができなかったものの、自身のサービスゲームではファーストサービスが入ったときに78パーセントの確率でポイントを獲得。2度のタイブレークではリターンエースを決めるなどストローク戦でゴファンを突き放し、1時間43分で勝利した。

また、今大会は1回戦で第1シードのD・メドベージェフや第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第5シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)、第7シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、第8シードのS・ワウリンカ(スイス)が敗れた。そして2回戦ではゴファンが姿を消すなど、上位シード勢が早期敗退する波乱のトーナメントとなっている。

ベスト4進出をかけて、シャルディは第4シードのA・ルブレフと対戦する。ルブレフは2回戦で世界ランク123位のA・マレー(イギリス)をストレートで下しての勝ち上がり。

一方、敗れたゴファンは2018年以来3年ぶり3度目のベスト8進出とはならなかった。

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(2021年3月4日22時09分)
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