ATP 錦織のバックハンド解説

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世界ランク41位の錦織
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ATP Tennis TVのインスタグラムは6日、世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)や同41位の錦織圭らのバックハンドショットの解説動画を掲載。錦織のショットを「対戦相手をどんどんコートの外へと追い出してしまう」と評した。

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ATPは「ツアー最高の両手バックハンドはどれ?10人の分析」と題し、ジョコビッチや錦織、世界ランク2位のR・ナダル(スペイン)、同4位のD・メドベージェフ(ロシア)、同7位のA・ズベレフ(ドイツ)、同9位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)、同16位のD・ゴファン(ベルギー)、同17位のF・フォニーニ(イタリア)、同28位のB・ペール(フランス)、元世界ランク1位のA・マレー(イギリス)のバックハンドを解説した。

錦織のバックハンドに関しては「もし、相手を攻撃するためにオープンコート(対戦相手のいないスペース)を作りたいとしたら、クロスコートへのワイドショットを打って対戦相手をラインの外へと追い出して作ろうとするだろう。錦織圭は、左手をボールの外側に回しながらスピードと柔軟性を高め、肩を全体的に回してフィニッシュ。ラケットが背中に着くほどにまでスイングして終わらせるバックハンドで、オープンコートを上手く作り出している」とした。

「この素早い手の動き出しによってより鋭いアングルショットが放たれ、ボールがバウンドするとより外へと跳ねて行き、対戦相手をどんどんコートの外へと追い出してしまう」

また、ジョコビッチのバックハンドについてATPは「ノヴァーク・ジョコビッチはバックハンドを両手打ちで行うことで全てを上手くやっている。対戦相手が最も苦しむ事の1つは、どうやって彼を打ち負かすかということ。ツアーには安定感のあるバックハンドを打つ選手はたくさんいるが、ジョコビッチは対戦相手のほとんどに粘り勝ちしてしまう。ジョコビッチが持つ動きと柔軟性は、彼がカウンターパンチを相手に喰らわせるまでしつこいほど安定している」と説明。

続けて「彼がコートの外(ワイド)にボールを追っている時、ラケットのテイクバックを早く行っている。不可解に見えるかもしれないが、ほとんどの選手が届くかどうかぎりぎりだ思われる時に、左足をボールの後ろへとスライドさせながら、テイクバックしている。左足をボールの後ろへ置くことで彼は強さを持ち、立ち止まって打てるショットと同等のパワフルなショットを放つことができる」と解説した。

錦織は7日に開幕するデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、 ATP250)に出場予定だったが欠場。今シーズンの初戦は2月1日からのATPカップ(オーストラリア/メルボルン、ハード)となっている。

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(2021年1月7日14時55分)
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