男子テニスのW&Sオープン（アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000）は１５日、シングルス２回戦が行われ、世界ランク２３位の錦織圭は元世界ランク３位のＳ・ワウリンカ（スイス）に4-6, 4-6のストレートで敗れ、２０１６年以来２年ぶり３度目のベスト１６進出とはならなかった。

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この日、錦織は四大大会３勝を誇るワウリンカから第４ゲームでブレークに成功する好スタートを切った。しかし、ミスを重ねた錦織はワウリンカに勢いを与えてしまい、第６ゲームから５ゲームを連取されて第１セットを落とす。

第２セットは第１ゲームでワウリンカにバックハンドのパッシングショットを決められるなどでブレークされた錦織は失速。その後も強烈なサービスエースを決められるなどで主導権を握られ、反撃の糸口を見つけられずに敗退した。

一方、錦織に勝利したワウリンカは３回戦で、世界ランク４８位のＭ・フチョビッチ（ハンガリー）と同７１位のＧ・ガルシア=ロペス（スペイン）の勝者と対戦する。

３回戦で対戦する可能性があった第８シードのＤ・ティーム（オーストリア）は１４日に棄権を表明し、代わりにラッキールーザーでガルシア=ロペスが本戦入りしている。

同日の２回戦では第５シードのＧ・ディミトロフ（ブルガリア）、第６シードのＫ・アンダーソン（南アフリカ）、第７シードのＭ・チリッチ（クロアチア）らが１６強入り。第３シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）は敗退した。

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